院長の健康法 PART2

去年は寒暖差が極端で体調を崩される方が多かったです。そのせいもあって、コロナ以上にインフルエンザが予想外の時期に流行しました。

今や地球環境が異常になり、自然のバランスが崩れています。そのため風邪を引きやすく、ウイルス感染も招きやすい状況です。気圧の変動も激しく、血圧に関わる疾患や体調不良を訴える患者様は増えるばかり。

異常気象は人間の環境破壊が原因だと言われています。地球が怒っているのです。大気汚染や海洋汚染は年々ひどくなっており、早急に元の自然豊かな地球に戻す必要に迫られています。

戦争などしている場合ではありません!!

全世界の人々が一丸となって取り組まなければ、人間だけでなくあらゆる生物が滅びます。地球が終わってしまいます……。

さて、体調不良で来院される方のほとんどは不定愁訴(原因不明で何となく体調が悪い)で、最も多いのが歯茎の腫れ、痛みです。特に入れ歯をされている方は、今まで痛みなく食べられていたのに急に痛くなった、合わなくなったと言われます。口を診させてもらうと、入れ歯ではなく、寒暖差と気圧の急激な変動による歯茎の腫れ、血流の悪化が原因でした。

対策としてはまず体調を整える事が先決。歯茎は血流を通して身体の各器官と繋がっているため、身体の不調はだいたい口の中に表れます。コロナもインフルエンザも心身の不調と比例して感染しやすくなります。日頃からしっかりと体調管理をして生活することが大切なのです。

 

今回は私の食生活についてご紹介します。前回、規則正しい生活について述べましたが、食事に気を使うことも健康維持には欠かせません。あくまでも私の例ですが、参考にしていただけるとありがたいです。

まず心がけているのは、三食を規則正しく同じ時間にとること。

朝はプロテインと季節のフルーツ。昼食は診療所で、家から持参したご飯を温めてお茶碗八分目を一杯と、自分で作った野菜サラダ(旬の野菜、キャベツ、トマト、人参、レタス、キノコなど)です。

ドレッシングは基本お酢系のものを使い、マヨネーズは不使用。そして漬物です。

夕食は診療終了後なので、毎日だいたい午後九時頃。家内の手料理(これも旬の野菜、肉、魚など)をいただきます。

油っこいものはほとんど無し、塩分は少な目。

お茶は麦茶かほうじ茶。

お酒は週に一〜二回、焼酎を水割りにしてグラス一杯程度。

間食する際はドライフルーツです。

私の食生活は「多過ぎず少な過ぎず」がモットー。

何よりも「腹八分目」が肝心。これが私の健康法です。毎日、規則正しく生活する事が大切なのです。