「虫歯」〜予防編〜 その1 虫歯菌

歯のミネラル成分(主にCa)が溶け出し(専門用語では「脱灰」)、歯に穴があくことを、総じて「虫歯」と言っていますが、細菌(虫歯菌)が排出する酸だけではなく、直接、飲食する食材の酸性度によっても歯は溶け出し(脱灰)ます。

お口の中が中性状態になると、溶け出した部分には、唾液中に含まれるミネラル成分が沈着(専門用語では「再石灰化」)して修復が行われます。

歯が溶ける原因として、虫歯菌と食物や胃酸があります

まとめ

歯に酸が触れている時間が短ければ短いほど、歯のミネラル成分が溶け出す(脱灰)リスクが減ります。食事にかける時間を決め、だらだら飲食や、ながら飲食は避けることが大切です。

赤ちゃんは無菌状態で生まれてきます。その後、腸内細菌や、虫歯菌・歯周病菌を含む口腔内細菌が取り込まれていきます(ある意味「感染」)。
どこからやってくるかと言うと、乳幼児に育児をしていた大人からです。
キスや口移し(直接。間接)、食事中に同じ食器を共用など。虫歯に苦労している大人に育てられると…リスクが大きくなる可能性あり。

※参考文献:パパもママもお口のケアを乳幼児の口腔細菌叢形成に両親の口腔細菌が深く影響

 

注意点

  • 早食いを推奨するものではありません。よく噛んで食べることにより、唾液分泌を促し、中和作用を促進します。
  • 糖分(炭水化物を含む)は脳のエネルギー源となるブドウ糖を含んでいるので、摂取制限は絶対しないでください。  特に成長期の子供は、脳の発育に影響します。
  • エナメル質のでき方や、唾液分泌量や含有成分量は、遺伝に関連する場合もあります。