お口のトリセツ①「ホルモンとお口」

子ども(赤ちゃん)の歯磨きは、歯が生えてから?

 


確かに、歯が虫歯菌の酸で溶かされる「虫歯」や、歯の周りの歯ぐき「歯肉」が歯周病菌で腫れる「歯周病」は、歯が生えるまで発病しません。

そういう意味では「歯磨きは歯が生え始めてからでOK」は正解です。

しかし、赤ちゃんはとてもナイーブです。
歯が生え始めるとお口の中はムズムズ、時には痛みを感じることも。

そんなとき、いきなり歯磨きされるとどうでしょう?

さらに歯磨きするお母さんやお父さんの力加減が慣れていなかったら……。

一度でも痛みや不快感を感じた行為は、赤ちゃんに拒絶されてしまいます。

そこで歯が生える前に、赤ちゃんの口の中へ大人の指や子供用歯ブラシ、歯固めグッズなどを入れて遊び感覚で噛む練習をしたり、歯ブラシに慣れるようにしてあげるとスムーズに歯磨きができるようになります。

 

入れ歯を作っても合わない…痛くて使えない。


患者さんの歯型から入れ歯を作るので、型取りした時の歯型にはピッタリ合っています。

しかし、歯ぐきの形や歯の位置は、日々わずかに変化していきます。また、食事や会話の際には歯ぐきに入れ歯が押しつけられます。人によって歯ぐきの形が違います。

さらに、同じ人でも口の場所によって歯ぐきの厚みが違います。

歯ぐきの厚みが厚いところは弾力がありますが、薄いところは入れ歯と歯ぐきの下の骨にはさまれ、痛みが出ます。新しい靴を履いて「靴擦れ」を起こすのに似ています。靴の場合は、皮や繊維が変形して足に馴染んでくれますが、入れ歯は硬い樹脂で出来ているので、歯医者さんに削ってもらわないと馴染まないのです。

入れ歯は作ってからが本番です。残っている歯の本数が少ない人、長期間入れ歯をしていなかった人、歯ぐきが痩せている人は、頑張って通院して入れ歯を口に合わせていきましょう。